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立会い出産

当院ではご家族の立会い出産をおすすめしています

写真:立ち会い出産

「立会い出産ってどんなだろう?」「子供も立ち会って大丈夫かしら?」など、これから出産を迎えるご家族にとっては、立ち会うかどうかを迷っておられる方もいらっしゃることでしょう。

ソフロロジー式分娩では、お母様は赤ちゃんとの出逢いの瞬間をとてもリラックスして笑顔で迎えることができています。そのためご主人やお子様も安心して立ち会うことが出来ています。

全身ピンク色をした元気な赤ちゃん、そして頑張ったお母さんと赤ちゃんの二人を見守り支えたご家族の感動される姿は、本来の出産のあるべき姿と暖かな家族の絆を感じさせてくれます。

出産時のご主人の役割

写真:ファミリークラス受講風景

お産の時、ご主人が側にいてくれるだけで、奥様は安心できるものです。

さらに、ご主人がしってかりとサポートしていただけると奥様はもっとリラックスできることでしょう。そのためにも事前に、ファミリークラスを受講し、ソフロロジー分娩や立ち会い出産の知識を持って出産に臨んでいただきたいと思います。

具体的には・・

  • やさしい声かけ、励ます。
  • 身体のリラックスができているか、またはリラックスさせるべき身体の部分をタッチしながらやさしく教える。
  • 呼吸法をリードしてあげる
  • 腰や背中など痛いところをマッサージしてあげる。
  • 涼しくしてあげる、汗を拭く、水分を飲ませる etc

子供さんの立ち会い

3~4歳までの子供さんでは…

写真:兄弟の立ち会い出産風景

下に弟か妹が出来るということはなかなか受け入れられず、お腹の赤ちゃんに嫉妬して、赤ちゃん返りや拒否反応がでることもあります。でもこれは子供さんが成長している証拠です。

出産の時は、環境に慣れないのでつい緊張して泣きだしてしまうこともあります。そんな時は、そっと一時的にご主人やおばあちゃんに連れ出してもらえばいいのです。状況に応じて、出産後またはカンガルーケアーの時に入室してもらっても構いません。

でもほとんどの場合、子供さんは、つらかった部分は赤ちゃんを見たとたんに吹き飛んでしまいます。そして赤ちゃんをとてもかわいいと思えるようです。

4~5歳までの子供さんでは…

就学前の子供さんの85%は「赤ちゃんはどこからくるの?」と親に聞くそうです。赤ちゃんや自分もどのように生まれて来たのか、興味もでてくることでしょう。立ち会いにおいては、子供さんの意思を尊重し、大事にしてあげて下さい。

3子供さんの立ち会いに向けて心がけていただきたいこと

お母さんや家族と一緒に、赤ちゃん誕生を楽しみに待てるように心の準備をしてあげましょう。

  • お腹の赤ちゃんは、妊娠20週頃から家族みんなの声が聞こえていることを教えてあげましょ う。
  • 妊娠中からお腹の赤ちゃんとお話をさせてあげましょう。
  • 赤ちゃんやお産の出てくる絵本を見せてあげるのもいいでしょう。
  • 健診時に一緒に、超音波で元気に動いている赤ちゃんを見せてあげましょう。
    (また自宅で超音波の録画DVDを見せてあげることもできます。)
  • 思春期の男の子は母親の出産に対して複雑な思いがあるかもしれませんが、実際に立ち会われた中学生の男の子からは、自分を産んでくれた母親への感謝の思いや、命の大切さを感じた感想をいただきました。