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新生児聴力検査

新生児の聴力について

赤ちゃんの聴力障害は、早く気づいてあげることが重要です。

赤ちゃんの1000人に3人程度耳が聞こえにくい赤ちゃんがいると言われています。お母さんの声や楽しい音楽などが赤ちゃんにちゃんと聞こえているかどうかはとても大切なことです。お母さんの声やいろんな音が聞こえていないと、言葉の発達に大きな影響を与えます。しかし今までは早期発見が困難で、3歳児検診聴力検査の異常が出てから治療しても言葉の遅れがでてしまうという状況でした。

聴覚の発達は生後6ヶ月までが一番大切です。できるだけ早期に発見し、補聴器などの適切なケアをすることで聴覚障害のお子さんも正常なお子さんと同じくらい「ことば」を獲得することができ、普通の学校に通えるようになります。欧米ではすでに実施されています。

新生児聴力検査の実施

写真:新生児聴力検査の風景

当院では最新の検査機器をいち早く導入し、簡単且つ安全に検査することが出来るようになりました。

検査時間が今までは10分以上もかかりましたが、当院ではたった10秒から30秒と短時間で、赤ちゃんにとっては何の負担もなく正確に検査ができます。

当院で出産の赤ちゃんには生後3日目の授乳後に検査を行っています。正常ならまず心配ありません。

もし赤ちゃんが泣いたりして正確な検査結果が出ない場合は、退院前にもう一度検査します。もし精密検査が必要な場合は専門医に紹介させていただきます。