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母乳育児

図:母乳は赤ちゃんにとって最高のプレゼントです。「母乳で育てたい」というお母さん自身の気持ちを大切にしましょう。赤ちゃんをあなたの母乳で育てることはとても自然なことです。

母乳は赤ちゃんにとってバランスのとれた最高の栄養

写真:母乳外来施術中

母乳を与えることで、赤ちゃんは病気に対する抵抗力がつき、スキンシップが充分にとれることで、母と子の絆が深まります。

妊娠中のお手入れ

出産後、赤ちゃんが吸いやすいように、妊娠中から準備をしておきましょう。   

※妊婦健診時や助産師外来マザークラスなどで説明させていただきます。

出産後の母乳育児

  • 分娩後は早期に母乳を吸わせることで、お母さんのおっぱいの形を覚えます。そのためカンガルーケアをすすめています。
  • 出生直後からの母子同室
    赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるだけおっぱいを吸わせます。 欲しいときにおっぱいが吸える・泣いたらお母さんにすぐに抱っこしてもらえることが赤ちゃんにとって、とても安心できるのです。
    またお母さんにとっても24時間赤ちゃんと一緒に過ごすことで安心感が得られ、赤ちゃんのことがよくわかり、退院後も自信をもって育児をすることができます。

写真:母乳外来室内

  • 産後2日目より母乳マッサージを毎日行い、母乳の分泌を高め、授乳がスムーズに行えるよう援助しております。
  • 生後3日間、赤ちゃんはよく泣き、何回もおっぱいを欲しがります。
    母乳が出始めるのは生後3~4日目で、出産後すぐ母乳は出ませんが、赤ちゃんは「お弁当と水筒」という水分とエネルギーをたくさん持って生まれてきます。
    ですからお母さんの母乳がでるまで母乳以外のものをすぐに補足しなくても大丈夫なのです。
    赤ちゃんが泣いたら、何度でもおっぱいを吸わせてあげましょう。 何回も吸われることで、母乳も少しずつ出るようになってきます。
    入院中は私たちスタッフが見守り、授乳のお手伝いをさせていただきます。

退院後の母乳育児

写真:立ち会い出産

母乳外来では母乳育児が終了するまで、乳房マッサージ・育児相談を行なっています。